青山まりの『心も身体もハッピーでGO!』第5回|バストアップ・エクササイズ
こんにちは!ブラジャー研究家の青山まりです。
バストを大きくするには、第1回から第4回までで学んできたように、バストのサイズをきちんと測定し、サイズのぴったり合ったブラジャーを、正しい着け方で継続して着け続けることで、効果を出すことができます。
その基本がマスターできたら、今回、ご紹介するバストアップ・エクササイズを合わせておこなうことで、さらなるバストアップ効果を出せますので、今まで学んできた基本に合わせてぜひ、トライしてみましょう。
青山まり流バストアップ体操 開発ストーリー
私は消費者の立場からのブラジャー研究家として活動しています。インターネットやセミナーでの「ブラジャーの悩み相談」の回答を行っていた時代から、著書が出版され、その著書がベストセラーとなり、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌での下着の指導をするようになり、すでに18年が過ぎました。
この活動の原点は、自分自身が、ブラジャーが身体に合わずに、ノーブラだった時代、地に足がついた生き方ができていなかったところを、30歳で、運命のブラジャーと出会った瞬間に、激変。

バストが大きくなり、自分に自信がもてるようになり、それまで振り向いてくれなかった彼氏とおつきあいができるようになり、仕事もうまくいくようになり…地に足がついた生き方ができるようになった…という経験をいたしました。
それで、「ブラジャー1枚で女性の生き方が決まる!」ということを世の中に伝えたくて、つまり、ほかの女性の人たちに自分のように下着でバストアップすることで幸せになってもらいたくて活動が始まったのです。
バストダウンさせた苦い経験
著書は現在、9冊出版されていますが、1冊目の著書が出版されて以来、急に忙しくなり、企業から開発アドバイザーの仕事の依頼まで来るようになっていました。そのときにふと気づくと、5kgも太っている自分に気づき、あわててダイエットを試みたときに、バストダウンさせてしまったという苦い経験が、この「青山まり流バストアップ体操」を開発するきっかけになりました。
本当に効果のあるバストアップ方法を追い求めた結果
しかし、当時、あった既存のバストアップ体操は、どれも、簡単なものは効果がなかったり、ハードなものは、ハードすぎて続かなかったり・・・。これは新しく作るしかない!と思い、「明るく、たのしく、簡単にできて、効果が出せる!」そういった体操を作ろう!と思い、お医者さんの監修もつけて出来上がったものが、今回、ご紹介する「青山まり流バストアップ体操」です。
青山まり流バストアップ体操の仕組み
胸の膨らみを形成する乳腺は、大胸筋という筋肉によって支えられていますが、他の部位の筋肉と同様、胸の筋肉もまた加齢とともに筋力が衰えてしまうものです。土台となる筋肉に支える力が弱くなれば、胸は垂れる一方です。
さらに胸は肋骨などの胸郭や肩甲骨、背骨や背筋までが相互に関係し合うことで支えられています。姿勢が悪くて背骨がゆがむと、左右の胸の大きさが変わってしまうように、バストの美しさに影響が出てきます。
大胸筋を鍛え、女性ホルモンの活性化に繋がる
バストをしっかり支えるように、胸の周辺の筋肉も鍛える必要があります。そこで頼りになるのが、この「青山まり流バストアップ体操」です。あごを出し、天を仰ぐことで、大胸筋を引っ張りあげてくれます。「ハッスル!ハッスル!」と声を出しながら胸を開閉することは、大胸筋を刺激し、強化することにつながります。
さらに、二の腕から大きく引き、背中の肩甲骨をリズミカルに開閉することにより、血液とリンパの流れをよくし、乳腺を刺激してくれます。乳腺が刺激されることで、バストの発達に大きく関係する女性ホルモンの分泌が促進されます。
青山まり流バストアップ体操の嬉しいメリットと効果
青山まり流バストアップ体操の嬉しいメリットは、小さなバストさんも大きなバストさんも「美胸」になれるという点です。以下、10個の嬉しい効果をみていきましょう。

- バストが大きくなる
- バストの位置がアップする
- シェイプアップ効果がある
- メリハリのついた女性らしい体型になれる
- きれいな顔色の小顔美人になれる
- 猫背が解消し、姿勢がよくなる
- 肩こりが軽くなる
- ぐっすり眠れる
- 自分の身体に向き合い、慈しむ心が生まれる
- 自分に自信がもてるようになる
バストを支える土台である大胸筋を、明るく、楽しく、効率よく鍛えることができます。
また、バストの裏側にある肩甲骨を大きく動かすことで乳腺を刺激し、女性ホルモンの分泌を活性化させます。そのため、バストが大きくなります。
乳房を支える大胸筋が鍛えられることで、バストの位置が上がります。また、肩甲骨の開閉によって、上半身の姿勢がよくなり、上向きバストになります。
腕や腰を動かすため、ウエストや二の腕が細くなる、背中の肉が取れるなどのダイエット効果が得られます。
ただ細いだけでなく、「出るところは出て、締めるところは締める」メリハリのついた女性らしい体型をつくることができます。
全身の血行がよくなるため、顔色がよくなり、肌もきれいになってきます。また、唇を突き出す動きや首を思い切り反らす動きで、顔周りの余分な脂肪が取れてスッキリした小顔になれます。
常にバスト周りに意識をもつことで背筋がまっすぐ伸び、姿勢がよくなります。「猫背が改善した」という声は、このエクササイズでよく聞かれる効果です。
特に両腕を大きく上下したり、広げたりすることで、肩甲骨周りの筋肉の緊張がほぐれます。また、血流も大きく改善されます。そのため、肩こりがらくになります。
身体をしっかり動かすことで新陳代謝がよくなり、ご飯が美味しく食べられるようになります。また、エクササイズが適度な疲労とストレス解消につながり、ぐっすりとよく眠れるようになります。
自分の身体の動きに意識を向け、バストをいたわる気持ちで体操やマッサージをしてあげることで、自分の身体に向き合い、慈しむ気持ちが生まれます。自分の身体を好きになることで、より一層の効果とハッピーがやってきます。
自信がなかったバストが大きくなり、ウエストや二の腕がシェイプされメリハリボディができるため、自然と考え方がポジティブになっていき、自分に自信がもてるようになります。
青山まり流バストアップ体操 基本の立ち方
青山まり流バストアップ体操は、すべて背筋を伸ばした正しい姿勢で行いましょう。
姿勢をよくすれば、バストアップの効果も出やすくなりますし、猫背が治る、肩こりが改善するなどの効果も期待できます。ふだんから、美しい立ち方を心がけましょう。
<基本の立ち方>

- 背筋をまっすぐに伸ばし、目線をやや上に向けます。
- 丹田(おへその下)に力を入れて、お尻をキュッと持ち上げるようなイメージで引き締めます。
- まっすぐな脚をイメージし、両ひざがくっつくように内側に力を入れて立ちます。
青山まり流バストアップ体操 基本編
では、基本のバストアップ体操をやってみましょう。
それぞれの動きを大きく、丁寧に行えば、大胸筋だけでなく、表情筋や肩甲骨周りなども鍛えられ、小顔効果やダイエット効果がアップします。
<青山まり流バストアップ体操 基本編>
- 足を肩幅に開き、背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。
- 「う~」といいながら、下唇を前に突き出し、顔を天井に向けます。
- 胸の前でひじを90度に曲げながら、上半身を軽く後ろに反らせます。
- 「ハッスル!」のかけ声とともに、ひざを軽く曲げて、ひじを曲げたまま腕を振り下ろします。
- 元にもどります。
- もう一度「ハッスル!」のかけ声とともに、ひざを軽く曲げて、ひじを曲げたまま腕を振り下ろします。
- 元にもどります。







ここまでを1セットとし、2~3セット繰り返えします。
青山まり流バストアップ体操 ペットボトル編
次は、負荷をかけて行うペットボトル編になります。
500mlのペットボトルを2本用意します。水の量は、自分の筋力に合わせて調節しましょう。
<青山まり流バストアップ体操 ペットボトル編>
- 足を肩幅に開いてまっすぐに立ちます。
- ひじを90度に曲げて顔の前で合わせ、「いないいない…」と言います。
- 「ばあー!」といいながら、同時に腕を左右に広げます。
- 広げた腕を閉じます。このときも、ひじは直角に曲げたままです。
- 「ハッスル!」のかけ声とともに、ひざを軽く曲げ、ひじを曲げたまま腕をふりおろします。
- 元にもどります。
- もう一度、「ハッスル!」のかけ声とともに、ひざを軽く曲げ、ひじを曲げたまま腕をふりおろします。
- 元にもどります。








ここまでを1セットとし、2~3セット繰り返します。
効果を高める体操の5つのポイント

- バストを意識する
- バストアップしたところをイメージする
- 楽しくハッピーな気分で行う
- やりすぎは厳禁!
- コツコツと毎日継続する
まず、エクササイズ中に限らず、日頃からバストに意識を向けるようにしてください。これは、何よりも大切なことです。「意識をもつってどういうこと?」と思われる方は、まず、女性はふたつの乳房によって守られているということを認識し、「今日も私を守ってくれて、ありがとう…」と、バストに感謝の言葉をかけてあげてください。
バストアップした自分のプロポーションの映像をイメージしながら行います。憧れのバストのタレントさんの写真を切り抜いて壁に貼るなどもおススメです。エクササイズ中や日常生活の中で頻繁に見ることで、頭の中でイメージがしやすくなります。
お気に入りの音楽を聴きながらやるのもいいでしょう。朝、音楽をかけながら行うと、気持ちよく1日のスタートが切れます。
一生懸命な人ほど、やりすぎてしまう傾向にあります。けれども、やりすぎは厳禁。疲れてしまうので、毎日続かなくなってしまう原因となります。たのしく、疲れない程度に行うことがポイントです。
美しいバストは、日々の努力で生まれます。1日5回、まずは、3カ月続けてみましょう。
まとめ
さて、今回のバストアップエクササイズはいかがでしたか?
あくまでも基本はブラジャーの正しい選び方、着け方をしながら、このバストアップエクササイズをすることでさらなるバストアップがのぞめますので、ぜひ、毎朝、起きたとき、お風呂にはいったあと、寝る前など、気のついたときに楽しくおこない、理想のプロポーションになってくださいね。
自分の身体が美しくなると、自分に自信がもてるようになり、心も連動して美しくなれ、よいことがたくさん舞いこんでくるようになりますので、ぜひ、本日から、トライし、充実したハッピーライフを送りましょう。
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[supervisionText]執筆者/ブラジャー研究家・下着研究家[/supervisionText]
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[supervisionAffiliation]「女性の生き方と下着」をテーマに消費者の立場で活動している。バストアップ・エクササイズやバストケア・マッサージなどを開発。新聞、雑誌、ウェブなどの執筆、監修のほか、講演やセミナー、テレビ出演も多数。著書に『ブラの本』(サンマーク出版)、『着るだけダイエット』(東邦出版)など。
■HP:http://mariaoyama.sakura.ne.jp/[/supervisionAffiliation]
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